もともとのれんは和食のお店や料亭の店先などにかけられて利用される機会も多く、
日本人なら誰しもが目にしたことがあると言われています。
のれんは本来寒さを防ぐために使用されていた垂れ布であり、すだれの隙間を
布で覆い暖めることから名付けられた歴史を持ちます。
もともとは店の屋号などを記すことで営業中を表すために店頭などに掲げられて使用されていた他に、
部屋の間仕切りを行う際に利用することができる便利なアイテムとして、現在も様々なサイズののれんが
お店の中や家の中で利用されています。
今までは和柄など特徴的な柄がプリントされたのれんが一般的でしたが、最近では
お洒落なデザインのタイプも数多く登場するようになってきているので、自宅の間仕切りとしても活躍してくれます。
例えば玄関など外から見えないようにしたいという場合に、扉を閉めてしまうと風通りが悪くなってしまいますが、
このアイテムを活用すれば光や風を適度に通しつつ、しっかり目隠しすることが出来ます。
部屋ごとの間にかければドアの代わりにもなるので、限られた空間で部屋を分けたいという時にも便利です。
専門店に注文するという方法もありますが、大判の手ぬぐいを利用してハンドメイドするという方法もあります。
デザインの豊富なのれんはインテリアとしても活躍
ちょっとしたスペースの目隠しや、間仕切り、玄関などにかけて目隠しをしつつ風や光の通りを良くするなど
のれんには様々な役割があり最近ではお店に掲げられるだけではなく、自宅のインテリアとしても活用する方が増えてきています。
のれんというとはっきりとした和柄や、シンプルな無地といったデザインが定番だといわれてきました。
しかし最近では自宅のインテリアの一つとして活用する方が増えてきており、のれん専門店などを中心に手軽に様々なデザイン、
豊富な素材やサイズなど自分の部屋にぴったりなアイテムを利用することができるようになっています。
部屋の目隠しなどを目的に利用したいという場合は、厚地の生地を利用しているタイプがおすすめで
長い丈を用意すれば空気を遮断しつつ、エアコンの風が逃げないようにすることも出来ますし、
ドアよりも開放感があって出入りがしやすくなるので、ペットを飼っているご家庭にも人気があります。
また和風だけではなく、透明感のある薄地のレースの素材は圧迫感を与えず見た目も涼しげなので、夏の季節におすすめです。
このように季節に合わせて手軽に生地を交換することが出来ることものれんの魅力の一つだといわれています。