のれんのデザインを考えようとしても、何から手を付ければ良いのか分からないこともあるでしょう。
一度も作ったことがないなら、それは当然のことなので焦らなくて大丈夫です。
そういう人でも自分のニーズに合ったものを作れるように、のれん手引書が用意されています。
これはオーダーの参考になるものであり、もちろん注文した経験がある人にとっても便利です。
内容は専門知識がなくても理解できる分かりやすい構成になっています。
特徴の違う素材として天然とポリエステルに分類しているので、まずはどちらにするのか決めると良いでしょう。
手引書は更新されていきますが、タイミングが決められているわけではありません。
ですから、以前見たことがある場合でも、訪れるたびにチェックしたほうが参考になります。
なお配布が終わるまでは、そこに掲載されている商品は継続的に販売されるのが基本です。
無償で発送しているので、欲しい場合はホームページから注文できます。
場所なども関係するので一概にはいえませんが、手元に届くまでの期間は1週間ぐらいです。
のれんを入手したい時期が決まっているなら、日数を逆算して早めに注文しておきましょう。
のれんの製作イメージが湧きやすくなる！
のれんの製作イメージを思い浮かべられることは、理想の商品の入手にとても役立ちます。
どうやって作られているのか把握することで、商品のテイストを具体的にイメージしやすくなるのです。
たとえば天然素材は1枚ずつ手作業で染めていくことが説明されていますし、
それが楽しい風合いに求める人に向いていることも紹介されています。
染める際に趣のある滲みが微妙に出るといった細かな解説もされているため、デザインにこだわる人にとって非常に有効です。
ポリエステル素材についても、発色が豊かであることや色数などの影響を受けずに見積もりが可能であることなどが説明されています。
いずれにせよ、見る前と後では自分の中の制作イメージに大きな違いがあるでしょう。
また、制作イメージが湧きやすいことにはもう一つメリットがあり、のれんが完成するまでの期間を短縮しやすくなります。
なぜなら、のれんのデザインが大まかにでも決まらないと制作をスタートさせられないからです。
決定することで見積もりを出せるようになり、そこから2週間以上1カ月以内を目安に完成することになります。
時間に余裕があり、じっくり考えたい場合でもクオリティを上げるために参照すると良いでしょう。